カテゴリー: 日記

220801 『不滅のあなたへ』を観た/健康第一

今日はたまりにたまった家事をしつつ、なんとなくアニメみたいなということで『不滅のあなたへ』の1シーズン(20話)を観た。

フシと呼ばれる、不死身の肉体と物体の性質を写し取る能力を持つ主人公を中心に、いろいろな場所や境遇、文化を持った人々との出会いと別れが描かれたファンタジー作品である。

初め見始めたときは『キノの旅』みたいなオムニバス形式なのかなとなんとなく思っていたが、内容的には様々な人や文化の人が順番に出て主人公も成長していくという大河的な作品だった。主人公はその世界においても完全に異質な存在であり、様々な経験や出会い、別れを通じて生き物や人間、文化を学んでいく。割とすぐ言葉を覚えたり、「これが…感情…」みたいなことを言ったりするのかなととも思っていたが、言葉をちゃんと話せるようになるのは結構先だし、映像の描写としても初めは主人公自体の言葉よりも映像として見せているという部分が多いため、感情の獲得に当たっても段階を経るし、感情は文字で表せないものとして発現するのだよなと考えさせられる。実際は周りの人物たちがちゃんと言葉や行動で本心を伝えてくれる人たちなのでわかりやすくなっているが。

物語上、関わりあった人物との別れが大きな役目を果たすこともあり、「この人いい人だな…」と思っても非情に別れがやってくる。別れや登場人物の死が遠回りに主人公に起因することもあり、主人公が葛藤することにもなるのだが、「わかるよ…」という気持ちになる。

主人公がどんどん子供から大人になっていくという成長の段階もかなり丁寧に描かれているため、確かに自分も小さい時こういうこと考えたことがあったな…と思わせられる部分も多かった。

ストーリーとしてそこがそうなるのはちょっと突飛じゃない!?と思うところもないわけではなかったけれども、それぞれの登場人物の意志は強く表れ、共感でき、その状況に対峙した場合、主人公と同じように感じられるように丁寧に描写はなされているように思った。

主人公の能力的には実際最強にほぼ近いものの、心としては成長しきっていないこともあり、我々視聴者が生きる中で突きつけられることと同じレベルで苦しんでいる。そんな中で「どう生きるか」という命題を突き付けられた主人公およびそれぞれの登場人物の行動や意識が勇気を与えてくれるような良い作品だったなと思う。

秋から第二期が放送開始らしいので楽しみである。

ふと気が付けば通勤電車の混み方が穏やかになり、近所の学校の子供の声が聞こえなくなり、よく行く学生街の食堂も営業を縮小しており、うるさいのはセミばかりの8月になっていた。気持ち的にはまだまだ5月ぐらいの気持ちなのだがもう今年が2/3しか残っていないなんて早すぎる。ブログを書いていない間は何もしていないということで、なんとかロスタイムということでしばらくお時間をいただけないだろうか。いただけないだろうな。

直近は週末に予定を入れすぎていたり、思い付きで健康を消費して思いのまま制作をやってみたりなどしておりとにかく生活習慣が滅茶苦茶である。そして今日はないからいいものの、某Jなんとかというイベントの打ち合わせが平日中に3~5件あるので結構しんどい。最近は仕事が終わった後に即寝て夜の打ち合わせ前に起き、打ち合わせ後は気分を紛らわすために趣味のことに時間を使うというルーティンとなっている。趣味の時間の長さは紛らわす必要のある気に比例するため、いろいろ詰まっている状態だと新聞をポストに入れる音を聞いて寝るようなことになってしまう。これは本当に健康に良くない。絶対生活習慣をいい感じにしてすべてに臨んだほうがいい。

ブログをしばらく休んでいたというのもこれにほぼほぼ起因しており、ブログ書かなきゃなあと思っていたらたいてい夜更かしがヤバい時間になるのでダメなのである。それなら気の乗った時だけ書けばいいのではないかと自分でも思うのだが、一に怠惰、二に怠惰、三四がなくて、五に適当な人間なので日付や締め切りをつけないと絶対に更新しない。やりたいという気持ちはあるんですけどね。じゃあ週一でもいいのではとも若干思うが。

ブログ更新していないうちにまあまあ何かしらを作ったりしていたので、気分が乗ったらそういうのもまとめておかなければなとは思っている。とりあえず毎日健康を意識するためにも簡単な習慣づけをまたできればと考えている。

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twitter:gen_tou

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