カテゴリー: 製作

220803 自動裁断機orレーザーカッターが欲しい

先日ラバーでキャラ1体作ったのだけれども、ラバーシートの切り出しが本当に苦痛で嫌だった。どれぐらい嫌だったかというのが制作中に残した一節に表れている。

パワー小学校の文脈に当てはめるのであれば最後は「ああー うあー パワー小学校」にするべき

実際制作時間の中でもラバーの切り出しにかけた時間は長く、結局数日かけることになった。実際の作業時間はそこまで長くはないものの全然楽しくない作業なのではかどらないのである。実作業時間は10時間程度な気がする。つらい。

今回制作したときのフローとしては、3Dでのモデリング、リトポロジ、UV展開をベースにした型紙の作成を行った後、ラバーシートを壁に貼りながらプロジェクターで実寸になるように調整し、ペンで書き込んだのち壁から取り外してロータリーカッターで切るということを行っている。

パーツ100個ぐらいあるとしんどかった。この時点で布幅に合わせて型紙を配置している。切り出しの際に何も考えず作業したいので。
まじでスケール合わせる作業嫌い。ちなみに使用しているプロジェクターは短焦点のもの。自分の体で投影が隠れないのが便利だが厚い生地だと位置がずれがち。
分かりづらいがこの時点でのりしろをデータ上で用意して型紙を作っている。
シートの粉を落としてからペンで記入。その後ロータリーカッターで切り出していく。

本当は型紙を作成したものをコンビニプリントなどで出力し、それを全部つなげてペンで写し取って切り出すのが良いのだろうが、切り出す作業が結局2回発生するのが面倒なのでやりたくなかった。また、今回ラバーで作成するにあたって、全てに均等にのりしろを用意しなければいけないという点も挙げられる。Illustratorなどでのりしろの大きさだけ線をオフセットするだけでのりしろがちゃんと用意できるので楽だ。

色々紆余曲折を経て楽な工程にはしているものの、結局は大変なので制作する際の大きな障壁になっていることは否めない。「制作したいけど切り出し面倒だからやる気でない、寝よう」みたいなことがザラに発生する。

ということでもっと楽にするのであれば自動的に切り出しなどを行なってくれるアイテムが欲しくなる。事始めに一般的な衣服などでの裁断機について調べてみる。

大量に作られるような布の場合は、たくさん布を重ねる延反ののち、全部一気に切る裁断を通して布を切り出す。今回はそんなたくさん作るわけではないので個人でも導入できうる一品もの向けの自動裁断機に関して調べてみる。

自動裁断機はコンピュータ支援製造(英: Computer-aided manufacturing)とも言われるとのことで、上記の動画を参照するのであれば数百万からのオーダーとなる。動画中の中でもこれはいいんじゃあないかと思ったものでも490万である。趣味人間には流石に手が出ない。そしてそんなに家も広くない。潔く諦めよう。

といってもなかなか諦めが悪いのが自分である。手に入る範囲で他の代替手段を揃えたい。

中古の裁断機を検討する

残念ながらヤフオクなどにはCAMがなかった。悲しい。当たり前ではあるが。ただ、延反したあとに切るようなKM裁断機は5000円ぐらいから手に入るようだ。そんなたくさん切らないのでいらないのだが

カッティングプロッターで代用する

布ではなく紙を切り出すカッティングプロッターであっても、薄い生地であったり、ラバーシートやビニールシートであれば切り出せるのではないかという考えである。カッティングプロッターにも色々あるが、大きなテーブルに紙を配置して切るフラットベッドカッティングプロッターとシートをローラーで繰り出しつつ切るグリットローリングカッティングプロッターがある。基本的に前者のほうが値段は高い。

グリットローリングは比較的値段も安く、中古であれば幅1000mm程度のものでも10万以下で買える場合もある。その昔利用したことはあるのだが、紙のような伸びずにハリのあるものでないとグリットローリングでは適切に切ることができない。そしてグリットローリング型では対象物を完全にカットしてしまうと繰り出しを正常に行うことができなくなるため、ハーフカットや点線カットでとどめておくか、別に粘着質のシートに生地を貼って切り出すということをやる必要がある。なので今回のように切り出しを行う場合はどうしてもランニングコストが掛かるため嫌である。そしてカッターは通常の刃を使用しているためそもそもうまくいく保証はない。使うのであれば本来の使い方である型紙の切り出しに使うのが適切であろう。

フラットベッドの場合は平面に生地を静電気やエアーなどで固定することができるため、グリットローリングではできない全カットができる。ただ布のような大型物となるとめちゃくちゃに値段が高くなる上でかい。一人暮らしのアパートに入れられる代物ではない。却下である。一応中古価格に関してはA2ノビのサイズであれば55万などで販売されている。使うのであれば正しく印刷物などに使うのが適切だろう。

裁断サービスを使う

裁断できぬのなら委託しようの心意気である。でも自分の使う生地いっつも変なのばっかりだから断られそうだしもっとお金かかるの嫌じゃん…そもそもそういうのに依頼するの面倒だしハードル高いっていう気持ちなので軽く値段だけ知っておこう。

と思ったら基本的にはすごい長さのものばかり出てくるので自分の値段解釈が合っているのかわからず評価できなかった。延反している場合の価格なのかそれとも一枚でもこの価格で切ってくれるのかわからず…。一応参照したのは以下のページである。裁断の長さ1mごとに200円なのであれば着ぐるみ1体分であれば結構安く切り出して貰えそうだ…

レーザーカッターを使う

本題はココである。布のカットに於いてはカット機構を備えるために機械的な剛性などが必要になるため、どうしても機械が大型化、高額化してしまい一般人にはなかなか手が届かない状態となってしまう。一方レーザーカッターであればそういった機能は必要ないため大型の断裁でも方式によっては比較的安価に用意できる。

ファーや合皮、ラバーなどがレーザーで切れるのかということだが、それぞれ普通に切れるらしい。ただ合皮の中でもPVCを含んでいるものの場合は有害なガスが出るためダメとのこと。なのでビニールもダメですね。

ファーの裁断。普通にきれいに切れてそう。フェイクファーはほつれ防止にもなるし出力設定難しそうだけど相性いいのかも
ラバーシート。
連続型のレーザー裁断機。すごい

昔はレーザーカッターと言うと結構な値段がするものであったのだが、3Dプリンターよろしくそこそこの値段で手に入るようになっている。ありがたい。

レーザーカッターで重要になっていくるのは、ワークサイズ、レーザー方式、波長、ワット数、吸気の有無などが挙げられる。

レーザー方式
一般的に用いられるレーザーカッターのレーザーの出力方式には、CO2レーザーとダイオードレーザーの2種類が挙げられる。CO2レーザーのほうがワット数が大きく、波長が長く、値段が高い傾向があり、ダイオードレーザーの場合はそれと対象にワット数が小さく、波長が短く、値段が安い傾向がある。

波長
いわゆるレーザーの色に当たる部分であるのだけれども、加工したいものがレーザーの波長を吸収してくれないと物体を加工することはできない。透明なアクリル板だとダイオードレーザーの波長は吸収しないことが多いため、透明なアクリル板を加工する場合はCO2レーザーを用いる必要がある。多くの場合CO2レーザーの近赤外光は吸収されるためCO2レーザーのほうが加工の幅が広い。
一方、波長が短いほど加工精度自体は高くなるため、彫刻などを行う場合は波長が短いほうが良いとされるらしい。この程度の場合で波長の長さがそこまで影響するのかとも思ってしまうが。なので表面加工などでは波長の短いダイオードレーザー、切断などを行う場合はCO2レーザーのほうがよいらしい。

ワット数
波長や焦点に合っているのか、走査速度にも依るが、ワット数が大きいほど木などを切断しやすくなるとのこと。今回の用途では布や色の付いたアクリル程度の加工で良いと考えているため、15W有れば十分じゃあないかと考えている。その論拠としてはこちらのブログを参考にした。

ワークサイズ
ワークサイズは用途に合わせてになるが、今回カットしようと思っているものであれば布の幅と長さに依存するため1500mm x 1000mmは欲しい。正直クソバカでかい。このサイズになってくるとカバーのついているものはもちろんなく、吸気なども用意できないこともあり品種としては限られる。仕方ない。というかこの項目のせいでほしい機種が1つに絞られてしまった

用途に合うなと思った機種がこちら。もちろんみんな大好きaliexpress。

大きさとしては2倍になるが4000円ほどしか違わないのなら大きい方がうれしい。家に置ければだけれども。送料込みだと為替影響もあるため込みで7万ぐらいで考えておくとよさそう。

一応ワット数に関しては以下の記述が参考になる。3mm以上の大きな木板を切り出すのであれば20wの方がいいのかも。

15w
can cutting 3mm-4mm plywood in repeat cutting on smaller area, if cut over 40cm area we suggest less 2mm wood, it can engraving    on FOAM PAPER,PAPER,BAMBOO,LETHER,FIBER,FELT,FABRIC,CARDBOARD,BALSA WOOD,STAINLESS STEEL, METAL WITH PAINT,

20w/30w upgraded
can if cut on smaller area less 20cm 5-6mm plywood in repeat cutting noproblem, if cut area over 40cm suggest less 3.5mm, it can engraving on FOAM PAPER,PAPER,BAMBOO,LETHER,FIBER,FELT,FABRIC,CARDBOARD,BALSA WOOD, STAINLESS STEEL, METAL WITH PAINT,GLASS,CLEAR ACRYLIC.

ということでモノが絞れるまで検討したが、今回の購入は見送ろうとおもう。なぜならほしいサイズのものがあまりにもでかいからである。もっとでかい家に住んでいれば買っちゃお💛となってたのだがアパート内にこんなものが家にあると邪魔すぎる。もっと荷物を減らして場所が確保できるなら一考の余地はあるかもしれない。あと加工自体は火が怖いのでベランダとかでやりたいですね。

あと出力的にどれもクラス4レーザーに値するため安全に殊に留意する必要がある。届け出などは必要なさそうではあるもの購入する際には改めて確認が必要だと思った。気をつけよう
https://www.fa.omron.co.jp/data_pdf/commentary/sensor/smart_s/kouden_guide_re-za.pdf

一番楽なのは目なり指なりから高出力レーザーを出してすべてを焼き尽くすことができれば楽なのに…、と思うばかりであった。

カテゴリー: 日記

220802 『TAROMAN』を観た

なんだこれは

twitterでにわかに話題になっていた『TAROMAN』を観た。岡本太郎の発言や芸術作品をもとに、特撮ヒーローものとして現代令和の私たちに伝えるという番組なのだが、いろいろな点で様子がおかしい。

8/7ぐらいまではNHK+で無料で見られるらしいのでみんな見てほしい

まず番組の体として70年代にあった番組の再放送としての体裁をとっている。実際に存在していない番組であり、始めての体験を見せられているはずなのになぜだか既視感に襲われる。存在しない記憶が脳内にあふれてくるから恐怖を感じる。

そして1話冒頭などはアバンからメインテーマ、登場人物、ナレーションに至るまで「なんだこれは」の応酬である。見ていて気付けば「なんだこれは」と口に出さざるを得ない。

全体的に本当にトンチキにあふれまくった映像作品ではあるのだけれども、ちょっと理解しづらい岡本太郎の作品のパッションを知ることができる。実は岡本太郎美術館も岡本太郎記念館も行ったことはあるのだが、普通に文字で書いてある説明のインパクトではしっくりこなかったものも多かった。岡本太郎作品を理解するためにはインパクトというか爆発が必要だったのだなと腹落ちした。

観終わったあと、強い意志のこもった言葉が少し心に残ってくれる。たくさん良い言葉は作中にもあったのだけれども、特に自分で何かを作ったりすることを趣味としてやっているものとして、趣味であっても「真剣に、命がけで遊べ」という岡本太郎の言葉は胸に響いた。

個人的な制作に向き合うとき、この番組をと教え知った岡本太郎の言葉を思い出すだろう。同時に作品全体のシュールな情景やトンチキな内容も思い出してしまうのが副作用ではあるのだが。

そして最後のインパクトは絶対に忘れられないだろう。


今日は熱はないのだけれどもとにかく体調が悪かった。頭が痛くて集中できない。さっさと寝よう。

カテゴリー: 日記

220801 『不滅のあなたへ』を観た/健康第一

今日はたまりにたまった家事をしつつ、なんとなくアニメみたいなということで『不滅のあなたへ』の1シーズン(20話)を観た。

フシと呼ばれる、不死身の肉体と物体の性質を写し取る能力を持つ主人公を中心に、いろいろな場所や境遇、文化を持った人々との出会いと別れが描かれたファンタジー作品である。

初め見始めたときは『キノの旅』みたいなオムニバス形式なのかなとなんとなく思っていたが、内容的には様々な人や文化の人が順番に出て主人公も成長していくという大河的な作品だった。主人公はその世界においても完全に異質な存在であり、様々な経験や出会い、別れを通じて生き物や人間、文化を学んでいく。割とすぐ言葉を覚えたり、「これが…感情…」みたいなことを言ったりするのかなととも思っていたが、言葉をちゃんと話せるようになるのは結構先だし、映像の描写としても初めは主人公自体の言葉よりも映像として見せているという部分が多いため、感情の獲得に当たっても段階を経るし、感情は文字で表せないものとして発現するのだよなと考えさせられる。実際は周りの人物たちがちゃんと言葉や行動で本心を伝えてくれる人たちなのでわかりやすくなっているが。

物語上、関わりあった人物との別れが大きな役目を果たすこともあり、「この人いい人だな…」と思っても非情に別れがやってくる。別れや登場人物の死が遠回りに主人公に起因することもあり、主人公が葛藤することにもなるのだが、「わかるよ…」という気持ちになる。

主人公がどんどん子供から大人になっていくという成長の段階もかなり丁寧に描かれているため、確かに自分も小さい時こういうこと考えたことがあったな…と思わせられる部分も多かった。

ストーリーとしてそこがそうなるのはちょっと突飛じゃない!?と思うところもないわけではなかったけれども、それぞれの登場人物の意志は強く表れ、共感でき、その状況に対峙した場合、主人公と同じように感じられるように丁寧に描写はなされているように思った。

主人公の能力的には実際最強にほぼ近いものの、心としては成長しきっていないこともあり、我々視聴者が生きる中で突きつけられることと同じレベルで苦しんでいる。そんな中で「どう生きるか」という命題を突き付けられた主人公およびそれぞれの登場人物の行動や意識が勇気を与えてくれるような良い作品だったなと思う。

秋から第二期が放送開始らしいので楽しみである。

ふと気が付けば通勤電車の混み方が穏やかになり、近所の学校の子供の声が聞こえなくなり、よく行く学生街の食堂も営業を縮小しており、うるさいのはセミばかりの8月になっていた。気持ち的にはまだまだ5月ぐらいの気持ちなのだがもう今年が2/3しか残っていないなんて早すぎる。ブログを書いていない間は何もしていないということで、なんとかロスタイムということでしばらくお時間をいただけないだろうか。いただけないだろうな。

直近は週末に予定を入れすぎていたり、思い付きで健康を消費して思いのまま制作をやってみたりなどしておりとにかく生活習慣が滅茶苦茶である。そして今日はないからいいものの、某Jなんとかというイベントの打ち合わせが平日中に3~5件あるので結構しんどい。最近は仕事が終わった後に即寝て夜の打ち合わせ前に起き、打ち合わせ後は気分を紛らわすために趣味のことに時間を使うというルーティンとなっている。趣味の時間の長さは紛らわす必要のある気に比例するため、いろいろ詰まっている状態だと新聞をポストに入れる音を聞いて寝るようなことになってしまう。これは本当に健康に良くない。絶対生活習慣をいい感じにしてすべてに臨んだほうがいい。

ブログをしばらく休んでいたというのもこれにほぼほぼ起因しており、ブログ書かなきゃなあと思っていたらたいてい夜更かしがヤバい時間になるのでダメなのである。それなら気の乗った時だけ書けばいいのではないかと自分でも思うのだが、一に怠惰、二に怠惰、三四がなくて、五に適当な人間なので日付や締め切りをつけないと絶対に更新しない。やりたいという気持ちはあるんですけどね。じゃあ週一でもいいのではとも若干思うが。

ブログ更新していないうちにまあまあ何かしらを作ったりしていたので、気分が乗ったらそういうのもまとめておかなければなとは思っている。とりあえず毎日健康を意識するためにも簡単な習慣づけをまたできればと考えている。

カテゴリー: 着ぐるみ製作

220320 ミラ新バージョンを作っているよ / 人んち来てまで制作するマン

ミラの新バージョンを作りました。今のところヘッドまでつくりました。ヘッダー画像は新旧のヘッドを比較したものです。右が新しいほう。

もともとのヘッドも気に入っているけどもっと耐久性とかを意識したうえでディフォルメをするイメージで作っています。大まかなパーツに関しては変わらないけれどそれぞれのパーツを中心に寄せて大きくする感じに調整しています。ヘッドのサイズとしてはほんの少し大きくなっています。

というかVRChat向けにアバターとして作ったものを着ぐるみ向けに実際作っている感じです。データなどもこちらをベースにしています。ボディは大きくバランスを変えているので完成したらかなり印象も変わるかも。

今回制作のベースとした3Dデータ。ディフォルメ強め

ボディもすでに布の切り出しまで始めていて、今週中には終わらせるぐらいのスピードで作っているので、早くいい感じに出せるようにしたいですね…。


徹夜で制作をしていたら一日の分かれ目が認識できなくなってしまい、結果的にブログを更新するタイミングを失ってしまったマン!睡眠と生活習慣は大事!!!!!!!!

そして撮影の用に合わせてかなり突発的に制作をし始めてしまった癖に案の定全く間に合わず人んちで作業するマンになっていましたよ。申し訳ねえ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!みんな制作は計画的に!!やめよう!異常制作!!!!!!!

カテゴリー: 日記

220317 作業しようね

作業ゥォァ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!

作業もっと早くなりたいけど半端なミスやトラブルでやる気をなくしてサボる癖とか取り掛かるまで遅い癖を治したいよォ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

カテゴリー: 日記

220316 花粉ゥアーッ!!!! / 3Dプリンターのメンテナンスは面倒くさい

終日花粉に苦しめられていた。そして持ってる薬が強すぎて眠くなってしまいダメだった。

かゆいしくしゃみは止まらんし目もきついし意識はボーッとするし進捗は悪いし時間はないし眠いし全ては花粉が悪いのである。これだけ迷惑もかけているのだからたまには菓子折りを持って謝罪してほしいぐらいだ。いや来られても困るけど。

そんなこんなで生活習慣もハチャメチャである。


3Dプリンターをいじっていたりなどした。家には実は3台ある。FDM方式のものが2台、全然使ってない光造形式が1台という構成だ。FDM方式は古くて小型のもの、新しくて大型のものを使っている。

大型のものに全部移行したいよな~と思いつつも調整不足であまりきれいに出てなかったのだ。最近3Dプリンター買った人の出力物を見て、「めっちゃきれいに出てるのに対して俺のヤツ汚ね~ッ!!!!」と思っていた。

使っているのは自分でキットを組み立てて作るタイプのものなので、だいたい綺麗にでていない原因は把握している。でも実際に調整するのは面倒くさい、ならまあ現状の範囲内でいいか、みたいな妥協に惰性を重ねた対応ですましていた。

ただ今日、深夜に作業していて突然綺麗に出力できないことに何となく腹が立ってきてしまい、ついにメンテナンスをすることにした。実際やってみると早く、すぐに治ってしまった。3Dプリンターは「ねじをちゃんと締める」とか「ちゃんと設定する」とか後から見れば簡単なことで苦しむことが多い気がする。

まあ仕事でも何事でもそうだけどさ…

カテゴリー: 日記

220315 見積もりスウィート人間

いろいろと進めておきたい作業を朝の始業までの時間に終わらそうと思って眠気まなこをこすりながら取り組んでいた。作業できるのは約1時間、なんとかまあ行けるだろうと取り組んでみたら全然終わらなかった。

仕方ないので帰ってきて作業するかと思って取り組むことにした。まあちょっとやってたんだし1~2時間ぐらいやれば行けるっしょと思って取り組んでいたのだが、気づいたらこんな時間になっていた。当初の見積もりの5倍ぐらい時間がかかっている。見積もりが甘いにも程がある。反省してほしい。

まあやっているのは3DPの出力だったのだけれど、仕事している時間に動かしっぱにできる利点があるのでちゃんとすすめて置きたかった…。


そろそろ花粉症の症状がヤバすぎてすべてがダメだし、ここ1週間部屋の中でメガネが行方不明になっていて更にダメです。何をやってもダメ。しょっちゅうメガネなくすのでスペア用意しておこうかな…


いかがでしたか?参考になったらいいねをお願いします。
カテゴリー: 日記

220315 疲れていると食べきれない量の飯を買ってしまう

近所のスーパーでレジをすまそうと思ったところ、まだなれていない店員の前に並んでしまった。カゴを台に出しつつレジ袋をもらおうとしたのだが

「袋「大きいの」要り「ください」ますか」

完全にしゃべった内容が被ってしまった。袋の部分なんてハモっていた。ただその後店員が沈黙状態になっており、伝わっていないことを察して再度伝えた。人と偶発的にハモるのなんか恥ずかしいしやだなと思いつつクレジットカードをだして「カードで」と言ったところ、今度はカードがWAONカード用の設定になっていた。再度クレジットカードである旨を伝えたものの、なんだか人に何かを伝える自信がなくなってしまった。

どうでも良いが、疲れているとなんでも買いすぎてしまう気がする。さらに半額シールなんて貼ってあろうものなら「かわいそうに、お家に連れて行ってあげようねぇ」という気持ちになる。そうなるとたいてい当初考えていたよりも高い値段を払うはめになるし食べきれない。鍋と弁当を一気に食うのは正直きつい。

判断力が低下しているのだろうとおもうものの、被害額がでていると治したいのよな…といいつつ今日もたくさん安くなっているシュークリームを買って食べた。そういうのもまあまあの額になるのよね…

カテゴリー: 日記

220313 いろいろしたけど頭が動いていないので何も書き記せない / SUSHI食べた

オギャーッ


やっぱり地元の寿司は旨いなと思いました。へしこの寿司なんて初めて食べた。そして脂の乗った鰤は最高に旨い。あら汁も旨味が溢れ出ていて豪華だった。安い寿司をモリモリ食うのも好きだけど、美味しいのを味わって食べるのもよくて良いなって思いました。

寿司を食べると寿司を食べたくなるんだよな

久しぶりに見たら当初話題になっていた時よりも曲が長くなっていてPVもロング版になっていた

そういえばSUSHI食べたいのパロディCMでMISO食べたいというのを日清がやっていた。しかし味噌のカップヌードル売ってる場所がなかなかないんだよ…。

そして味噌味のカップラーメンだとセブンイレブンで売っているすみれのものが旨いなと思う。

300ぐらいで売っているもの。少々するけど個人的におすすめです。

ウウッ旨い味噌ラーメンも食べたくなってきた。もうおわりだ

カテゴリー: 日記

220312 「12モンキーズ」を観た

錯乱してたり塩化ビニールでフェティッシュスーツを着たり拘束されたりおれはしょうきにもどった!状態になったりヒゲとヅラでナイスガイになったりする、いろんなブルース・ウィリスの詰め合わせセットともいえる「12モンキーズ」を観た。劇中すべて状態異常になっているブルース・ウィリスしか出てこない。

本作は人為的に作成されたウイルスによって99%の人類が死滅した2035年の未来が舞台。生き残った人類は地下に潜み、服役中の囚人をタイムマシンで過去に送り込み、ウイルスの散布に関わったとされる「12モンキーズ」という組織を調査させ、ウイルスによる人類滅亡を阻止するというのが話の流れである。それに選ばれたのがブルース・ウィリス演じる主人公、ジェームズ・コールである。

コロナ禍の現在を思うとなかなか笑えない舞台設定だ。劇中冒頭では雪に埋もれた都市の廃墟の中、塩化ビニールのハザードスーツを着たコールが調査を行うところからはじまり、動物たちが都市を戦力しているビジュアルがとても印象的である。人間が居なくなればこうなるんだなということを思わさせられる。

本作の舞台設定に関しての大道具はかなり凝っており、コテコテのディストピア感のある中で妙にレトロな造形が印象に残る。そして、劇中何度も挟まる夢や回想のシーンにより、主人公のコールの「自分は正気なのか?」「何が現在で真実なのか?」という不思議な気持ちに引き込まれてしまう。ちょうど『未来世紀ブラジル』みたいだな~と思ったら見事監督が同じだった、なるほど~~~

そしてこのような正気を保てると思えない舞台設定において、見事に演じきるブルース・ウィリスと、12モンキーズに関わるとされるブラッド・ピット演じるジェフリー・ゴインズの怪演がとても印象に残る。コールは過去に行った顛末により精神異常と鑑定され、精神病院に入れられるのだがとなりにいたのがこよジェフリーである。

ブルース・ウィリスの怪演で驚いていたのに、さらにブラッド・ピットのさらに輪をかけた怪演を観てしまい、「えらいもの観たな…」という気持ちがぬぐえない。『ファイトクラブ』でもヤバ~~と思ったがそれくらいのインパクトだった。

未来だったり過去だったり、記憶の中だったりめまぐるしくシーンが切り替わるのだけれども、主人公のコールが感じる世界の様子を体験しているようでおもしろかった。過去に行ったことによる未来の改変の影響も、ストーリーの収束とともにきれいに回収されていき見事だった。少々取っつきにくく、わかりづらい部分があるものの楽しく観られる映画だったように思う。

ラストは賛否両論あると思うけど、すごくきれいにオチてて自分は好きだな~という印象的だった。


用あって帰省しているが、予想以上に新幹線が混んでいて困惑した。改めて思えば朝の時間で山がちのところで降りていたのでスキーツアーだったと思うのだろうけど。今日とか滑ると楽しいだろうな。