カテゴリー: 着ぐるみ製作日記

けもケット出ました/まばたき構造現状

更新しようしようと思っていたのですが前回の更新からしばらく時間が経ってしまいました…。
GWもあり前回も言っていたけもケットだけでなく5/3の蹄会、5/5のもふ会といろんなイベントがあり参加してきました。

それにあたって前々から試していた瞬きを実装した上で表に出すことが出来ました!
やったネ!!

動画はくっしーさん、写真はあっきーさんからいただきました!ありがたい!!!

実際出した所好評も頂いたのですがやはり液晶特有の難点も存在しそれらに対する対策も行っていかなくてはならないな-と感じました
問題点としては。
・視野角による視認性の差異
・直射日光が当たる場合、フラッシュをたく場合等光が当たるところにおいて暗く見える
・電池切れ
・排熱

視野角に関しては液晶の特性に大きく寄り、暗く見えたり白色に見えたりします。最低限その特性に関しては統一しなければならないなと思うのと、対策をとるのであれば、目が比較的平面上にくるようにする等のデザインをすることなのかなーとか思います。今回のビノの場合はよこから見ると綺麗になってる感じあるのですが正面からの写真がやっぱり暗めだなと感じました。
2つ目の明るい場所におけるものでは、発光型ディスプレイの性というかやっぱりつよいなーという感じのものです。できるだけ設定の時点で明るくしておくのが重要ですね。けもケットのとき出した後に見てみたら全然最大輝度になってなくてうわーやっちまったーっておちこんでました。あと屋外のイベントや、写真をとることをメインとするイベントの時はこれらの問題であまり適してないので、従来の方法の目を用いたほうが良いなと思います。3番目の問題もあるので使い分けが出来るように用意しておきたいですね…。
電池切れは単純ですがわりとヤバい問題です。実際蹄会の集合写真の際に目に電池切れ表示出てしまったり…!今回のでは連続1時間ぐらい出すとバッテリーが100から50、40ぐらいになるくらいだったのでずっと出し続けるとなると電池もちの良いスマートフォンとか使うべきなのかなとかおもいます。モバイルブースターを使うのもアリではあるのですが重い…!
出したあとスマートフォン取り出してみたら相当な熱さになってた上に、出してる間も排熱で顔が暑くて辛かったですあっつい!!排熱用のファンを着ぐるみのヘッドに付けたいですね早く…!

これらの問題があるのですがまあまあ面白く出来たので更にちょっとづつ改良出来ていければいいのかな…!と思います。会場で話しながら目に提供出してセルフ提供目にしたら面白いんじゃないかとか、bluetooth接続などで情報を受け取って表情が変わる等色々とアイディアを盛り込んでいけるなーと感じました。通信の方はやはりかなりの門外漢なので難しいのですが頑張りたいとおもいます…!
あと会場でヘッドそのまま置いておいていて生首だけで瞬きしているのを見ると奇妙というか、ゆっくり的なアレを感じました。可愛いけど気持ち悪い…!

今回用いたソフトウェア的なところだと、瞬きの同期を行った後、端末のメニューキーを押すことで画面を触っても乱数シードのリセットが行われないようにするようにしていたのですが、なにかの弾み外れていたらしく誰かに目を触られた時に瞬きの同期が違ってしまう等があったりしてちょっとまずいなーとかありました。その点で、半球状の透明プラスチックフィルムを上に載せることや、クリスタンレジンで同様な形のものを載せるなども考えられるかと思います。クリスタンレジンに関しては屈折等がるのでよりよくみえるかもしれないのでちょっと普通のレジンアイを作ってみるなどして特性を知りたいと思っているところです。

色々問題点もあったのですが新しい事を表でだせてまあ良かったなぁと思いました。あと指にスイッチ付けてraspberry piから音をならすと言うのはあと素材を入れるだけで終りというところまで作ったのですが、なんとスイッチともども一式蹄会の時になくしてしまってかなり意気消沈してます。つらい!また一式そろえようとすると6,7千円するんですよね…作業時間も…。

投稿者:

twitter:gen_tou

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